コンビニ食品への依存度（1週間の食事のうちコンビニが占める割合）の年代別比較

コンビニ食品への依存度（1週間の食事のうちコンビニが占める割合）の年代別比較［編集部推計2025年版］

公開調査にみられる「コンビニ弁当・店内調理品の週1回以上の利用率」や「夕食をコンビニで購入する頻度」の年代差を基に、1週間を21食と仮定して編集部で依存度（割合）を推計した。若年層ほどコンビニ食品の利用頻度が高い傾向を反映したレンジと中央値を示す。参考に用いた主な出典は、マイボイスコムの「コンビニ弁当」「コンビニ調理品」調査（2023–2025年）、STSデジタル×日本唐揚協会の夕食購入頻度調査（2024年）、厚生労働省e-ヘルスネットの外食・中食利用状況（2019年以降の傾向）。（prtimes.jp）

年代	推計依存度（中央値・レンジ）	主な根拠指標の例
10代	7.5%（6–9%）	店内調理品「週1回以上」比率が若年で高い（男性10代で約4割弱）＋大学生の昼食で「週1–2回」購入が最多という傾向を加味。myel.myvoice.jp
20代	6.5%（5–8%）	コンビニ弁当「週1回以上」比率が若年男性で2割強、全体でも若年層高め。myel.myvoice.jp
30代	5.5%（4–7%）	弁当・店内調理品とも「週1回以上」比率は10・20代より低下。myel.myvoice.jp
40代	4.5%（3–6%）	コンビニ弁当「週1回以上」比率は1割未満、店内調理品も比率低下。prtimes.jp
50代	3.5%（2–5%）	中食（惣菜等）週1回利用は20–50代で高めだが、コンビニ寄与は相対的に小。kennet.mhlw.go.jp
60代	3.0%（2–4%）	弁当・店内調理品とも週1回以上の比率がさらに低い。prtimes.jp

【出典元情報】
・マイボイスコム「コンビニ弁当に関する調査」第12回（2023/7）、第13回（2025/7）：全体で週1回以上は1割強、若年男性で高い。依存度換算の基礎頻度に使用。（prtimes.jp）
・マイボイスコム「コンビニ調理品（ホットスナック等）の利用」：全体で週1回以上16.3%、男性10代で約4割弱。若年層の上振れ補正に使用。（myel.myvoice.jp）
・STSデジタル×日本唐揚協会「コンビニで夕飯を購入する頻度」（2024/4）：月に数回が最多、年代別特徴を確認。夕食寄与の補助指標として使用。（news.mynavi.jp）
・厚生労働省 e-ヘルスネット「外食・中食の上手な活用法」：中食（持ち帰り弁当・惣菜）週1回利用は20～50代で高い傾向。コンビニ中食の背景動向として参照。（kennet.mhlw.go.jp）
・推計方法（要旨）：1週間＝21食と仮定。上記出典の「週1回以上」利用率から平均週回数を設定（弁当1.0～1.2回/週、店内調理品1.0回/週を基準）、重複を控えめに見積もり加算し、年代別の中央値とレンジを算出（編集部推計）。

本推計は複数調査を組み合わせた編集部のモデル換算であり、実測値ではない。10代・20代は店内調理品と昼食需要の寄与が大きく、30代以降は家族構成や自炊・外食バランスの変化に伴いコンビニ依存度が逓減する傾向。夕食のコンビニ購入は「月に数回」が中心で、週次換算では中央値に限定的な影響。なお、性別差・地域差・学生/単身世帯の構成比、弁当と店内調理品の重複、外食・デリバリーの代替関係などにより個人差が大きい点に留意。レンジは季節変動・キャンペーン等による上下を含む概算である。