「落ちないリップ」は欲しいけれど、値段が高かったり、乾燥したり、食事で結局落ちる…という声は多いです。本稿では、手頃で頼れる“神コスパ”の選び方と、食事でも色残りを狙える塗り方をやさしく整理。難しいテクは不要。毎日続けられる小ワザで、コスパ良くキープ力を底上げします。
コスパ重視で選ぶならこのタイプ
- ティント(ウォーターティント):軽くて色が染まりやすく、普段使い向き。ツヤが欲しい人に。
- リキッドマット:薄膜で密着。ツヤより持ちを優先する日やマスク摩擦が気になる日に。
- バームティント:保湿と色持ちの中間。乾燥しやすい人に程よい選択。
- ステイン系(染着):ナチュラルに色が残る。濃色ほど持ちやすいが、薄く重ねるのがコツ。
“神コスパ”の見つけ方
- 価格帯の目安:1,000円前後はウォーターティントが豊富、1,500円前後でジェル系やマットを選びやすい。
- 色は中明度・中彩度が万能:食事で多少落ちても違和感が出にくい。
- テクスチャーは「薄膜で伸びが良い」ものを。重ねても厚ぼったくならないかが判断軸。
- 落ちにくさ表示(ロングラスティング/トランスファープルーフ等)があると安心。
食事でも落ちにくい塗り方・5ステップ
- 角質ケア:歯磨き後に濡れタオルでやさしく唇を拭い、ガサつきをオフ。
- 保湿→余分な油分オフ:バームを薄く塗り、ティッシュで軽く押さえる。
- 仕込み:コンシーラーかリップ下地を唇の輪郭に薄くのばし、色移りを防ぐ土台作り。
- 薄膜2度塗り:中央から外へ指でトントン。1回塗ってティッシュオフ→もう一度薄く。
- フィックス:ティッシュを唇に当て、その上からフェイスパウダーをブラシで軽く。表面のベタつきを取るだけで持ちが伸びる。
食事シーン別のコツ
- 油分が多い料理:マット寄り+薄膜仕上げ。グロスは控えめに。
- 汁物や熱い飲み物:カップに当たる外側は薄め、内側に色を寄せる「内盛り」配置。
- 長時間トーク:乾燥対策に、透明バームを米粒ほど指先で中央にのみ。テカりすぎを防止。
直しは10秒でミニマム
食後は鏡を見て、色が抜けた内側だけに少量を点置き→指でぼかす→ティッシュでひと押し。輪郭がにじんだら綿棒で整えるだけで清潔感が戻ります。
よくある失敗と回避策
- ムラになる:保湿しすぎが原因。余分な油分を必ずティッシュオフ。
- 皮むけが目立つ:スクラブより「濡れタオル拭き+バーム」のやさしいケアを習慣化。
- 乾燥する:カラーは薄膜、保湿はこまめ。色の上からは極少量で。
- 濃くなりすぎる:手の甲で一度量を調整してから唇へ。濃色は点置きが安全。
まとめ:薄膜×二度塗りが最強のコスパ
リップの「落ちない」を決めるのは、アイテム選びと塗り方の相性です。ティントやマットなど落ちにくい処方を“薄膜で二度塗り+ティッシュオフ+パウダーで固定”の流れに乗せるだけで、プチプラでも食事後の色残りがぐっと安定。今日はツヤ重視/持ち重視といった使い分けも、コスパを高める鍵。自分の唇の状態と予定に合わせて、小さく賢くチューニングしていきましょう。






















